
上野公園の噴水広場で開催されている「創エネ・あかりパーク2025」で、LEDや照明、自動車に関する製品などを製造しているスタンレー電気株式会社の展示ブースを見学しました。
スタンレー電気のブースでは、小学生以下の子どもを対象にした「LEDランタンづくり」のワークショップが行われていました。色とりどりのペンやシールを使って、自分だけのオリジナルランタンを自由にデザインできます。
ランタンの中に入っているLEDライトはスタンレー電気が製造したもので、スイッチを入れると様々な色に光ります。
また、創エネ・あかりパークの会場では、東京国立博物館や上野東照宮などの建物がライトアップされていて、とても幻想的な雰囲気です。
これらのライトアップにも、スタンレー電気の照明が使われているそうです。
ブース内には通路に矢印などを表示させることができる照明の展示もありました。
イベントは10月30日(木)から11月3日(月・祝)まで開催されています。
秋の連休に、家族や友だちと一緒に出かけて、光とエネルギーについて楽しく学んでみましょう。
●創エネ・あかりパークについて
2013年から上野で開催されている、再生可能エネルギーなどの新しいエネルギー技術と最新の光技術を組み合わせた光のイベントです。イベントのプロデューサーである「照明デザイナー」の石井幹子さんは、2011年に発生した「東日本大震災」がきっかけで、将来のエネルギーについて何ができるのかを考えはじめ、様々な活動をしています。

この大震災では、いくつかの発電所が止まってしまい、電気を作ることができなって電力が不足しました。そのため大規模停電を防ぐためにの「計画停電(輪番停電)」が実施されていました。
計画停電とは電気を使いすぎないように、時間と場所を決めて計画的に電気を止める(停電させる)ことです。
たとえば、「○○市のAグループは午後3時から5時まで停電します」というように、前もって知らせて、順番に電気を止めることで、電気が足りなくなるのを防ぎました。
石井さんは、美しい光を失わないようにしなければならない、という責任感と強い想いからこのイベントを続けています。
イベント詳細は公式WEBサイトをご確認ください。
http://www.akaripark.com/







