2025-07

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赤色レーザーで植物がぐんぐん育つ!?

今まで、野菜工場では太陽の光の代わりに、主に発光ダイオード(LED)という人工的な光を使って植物を育ててきました。しかし、LEDの光は少し広い範囲の色(波長)が出てしまうため、植物が光のエネルギーをすべて使い切れないという課題がありました。そこで研究チームは、赤色レーザーダイオード(LD)という光に注目しました。この赤色レーザーダイオードの特徴は、光の色の幅(波長帯)が非常に狭く、とても正確な光を出せることです。
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写真科学絵本「ひとすじの光」

地球上のあるものは、すべて原子からできていますが、「光」は何からできているのでしょうか、という問いかけからこの絵本は始まります。「光」とはどのようなもので、どのように発生するのかをいろいろな実験をとおして私たちにわかりやすいように写真で教えてくれます。色や形、見え方を変えていく「光」。読みはじめると「光」を主人公とした物語のように思えてくるかもしれません。【小学館: 税込2200円(税別2000円)】
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講談社の動く図鑑MOVE「科学のふしぎ」

『講談社の動く図鑑MOVE 科学のふしぎ』は、科学の驚きと魅力を視覚的に伝える図鑑です。地球の構造、生命の歴史、人類の発明、宇宙の謎など、多岐にわたる科学のテーマを、美しい写真とイラストで解説しています。
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EXPO2025 ⼤阪‧関⻄万博『万博たんけん日記 ~ひかりとふしぎをさがして~』

ぼくが最初に見つけたのは、キラキラ光パビリオン。なんとこれは、西陣織という日本の伝統の布でできていた!「昔のものなのに、こんなに未来っぽい!」次は、JAXAのブースへ。足もとがゴツゴツして、白い地面。「ここは…月!?」 そう、月の地面を再現してあるんだ!ロケットの話や、月に住む計画の展示もあって、わくわくした。
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「なんで?どうして?」が未来をひらくカギ

山口 智広 先生(工学院大学 先進工学部・応用物理学科 教授 / 科学教育センター 所長)
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宇都宮大学が、紙をきれいに切ることのできるレーザーを開発したよ!

宇都宮大学の研究チームは、「フェムト秒レーザー」という、とても速い光を使って、紙をとてもきれいに、正確に切ることに成功しました。今までのレーザーで紙を切ると、熱が伝わりすぎて、紙が焦げたような色がついてしまう(変色してしまう)という問題がありました。
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ニュートン超図解新書「最強に面白い光」

光の入門書はたくさんありますが、「数式を全く使わず」に、ここまで広い範囲を取り上げている本は珍しいのではないでしょうか。夕焼けや虹といった光が生み出す自然現象はもちろん、光の屈折や反射などの法則についても、大きなイラストを交え、ていねいに解説してくれます。