
大空にかかる七色の虹を見て、目を奪われ、心躍らせたことのない人はいないでしょう。
本書は「小学生のための英語絵本シリーズ」第3弾として発刊された、虹をテーマにした一冊です。
光と水が大空を舞台に織りなす自然現象の不思議と魅力を、簡単な英語で親が読み聞かせることによって、子供たちの心に刻み付ける素敵な絵本となっています。無料音声が聞けるQRコードや読み聞かせのコツの解説も付いていて、聞いている子供たちの笑顔が浮かんで来そうな構成です。
そういえば、山陰放送の2025年6月10日(火)付けの記事に、【「この世のもんとは思えん…」奇跡の光景に気象台職員も驚き 「幻日」「ハロ」「タンジェントアーク」「外暈」「環天頂アーク」「ラテラルアーク」少なくとも6つの現象が同時に一枚の写真に収められる】と題する、視聴者から送られた空の写真についての記事が掲載されました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/1966545?display=1
まだまだ空には、我々の知らない光と水が演出する自然現象があるようですね。
子供のいない私は、そんな空に思いをはせながら、人間でいえば自分より年上になった愛犬に本書を読み聞かせてみようかな、などと他愛のない企みをしている今日この頃です。
【東京書籍 1,500円(税別)】
