
牛にとっても、人にとっても、ストレスを減らす研究の紹介。
大阪公立大学のキム スー ウン助教たちのグループは、「AI」と「赤外線サーモグラフィー」を使って優しく牛の体温を測る方法の発見!
体温計を牛のお尻に直接投入!牛さん嫌よね。。。
しかも測定するたびに!なにか解決方法はないの?

牛の健康をチェックする上で、体温測定はとても大切なの。
(良い牛乳とかね、良い肉とかのためにね)
今までは、体温計を牛のお尻(直腸)に入れて測るのが普通だったの。
この方法は牛にとってストレスになっちゃうよね。
入れる人にとっても嫌でしょ?測定するたびに・・・・
さらにこの方法は、体温がどう変化していくかをずっと見続けることが難しかったの。
これで決まりね!2つの技術がコラボ!
赤外線技術とAIの目で!クリアよ!
最近では、牛に触れずに体温を測れる赤外線サーモグラフィーという技術があるの。
これは、熱を測る特別なカメラで、牛の目や鼻の周りの温度を測る方法!ストレスからも解放!
でも…どこを測れば、正確に体温を測定できるのか、わかっていませんでした。
そこで、今回の主人公の登場!

キム助教たちは、この課題を解決するために、人工知能(AI)を組み合わせました。
研究では11頭の子牛から、AIでどこを測定すればいいか長い間分析!
すると…AIが注目したのは、なんと目と鼻!
AIはその中でも「温度が特に高い部分(上位10%や30%)」に注目したんだよ。
その場所は、体温の変化のパターンと、とてもよく似ていて、信頼できることが分かりました。
AIが自動で「測るのに一番いい場所」を見つけ、その場所の温度を測り続けることで、牛に触れなくても、正確で一貫した体温変化のパターン(体温の変化の仕方)をずっと取得できるようになったの!やったね!
将来の光!

この新しい技術によって…正確な健康管理ができるようになったよ!
牛の体温変化のパターンがわかれば、統計を使って牛の健康状態やストレスを、これまでよりずっと正確に知ることができるようになりました。これが広がればいいね!
今回の光の技術

☑️赤外線サーモグラフィー
「赤外線サーモグラフィー」は、「特別なカメラを使って、私たちには見えない物の温度を、色がついた画像にして写し出す技術」のこと。
この世界にあるすべての物(生き物や機械など)は、常に「赤外線放射エネルギー」という熱のエネルギーを出しています。サーモグラフィーは、この熱のエネルギーをキャッチし、それを計算して「見かけの温度」に変換します。そして、温度が高いところは暖色(赤や黄)、低いところは寒色(青など)のように、色で分けて画面に表示し、温度分布を見せてくれます。コロナ禍でだいぶ良く見るようになったよね。ワン!
●参照元:
AI×赤外線技術で牛の体温を測定目と鼻の温度分布を高精度に検出・解析 大阪公立大学大学院獣医学研究科
