視力100倍の望遠鏡が発見?!宇宙が生まれてすぐにできた、10個の巨大ブラックホール。

今日は宇宙×光のニュースだよ。
ブラックホールは、いろいろ吸い込む天体てんたいのこと。
あれは、太陽よりも大きい星が寿命じゅみょうを迎えて大きい爆発(ちょう新星しんせい爆発ばくはつ)起こしたときに生まれるものなの。寿命を迎えた星が爆発してできるもの…ということは、とても長い年月が必要だと、普通は考えるよね。

でも、今回、東京大学を中心としたチームが発表したのは…?!

驚き!宇宙が生まれて間もない頃にできたブラックホールを発見!

研究チームは、宇宙に浮いている最新鋭さいしんえい望遠鏡ぼうえんきょう、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)をつかったの。かっこいい!
この望遠鏡を使うと、今まで真っ黒にしか見えなかった宇宙を、100倍も鮮明に細かく見ることができるんだって。

宇宙の空を細かく見ることができる、ということは…。
昔光ってた光が見えるってことなの。どういうことかと言うと…。

何百億年も昔の、星の光!

星から出た光は、光速こうそく(1秒間に約30万km進む速さ)という、とても速いスピードで宇宙を飛んでいるの。それでも宇宙はとても広いから、光が地球に届くまでに何十、何百億年も時間がかかっちゃう
だから、地球より遠くの星を見るということは、その星の「昔の姿」を見ていることと同じってことなの。
そして、その星の中には、もう寿命を迎えてなくなってしまった星も…。
星の光を見る、ということは宇宙の過去を、さかのぼって見ているってことなの。

そして、今回使ったジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、120億年から130億年も昔の、宇宙にあった巨大ブラックホールの光を10個も発見!!
これまでの望遠鏡よりも10倍から1000倍も感度かんどが良いため、ブラックホールがガスなどを吸い込むときに出す特徴的とくちょうてきな光(幅広いすいせん)をしっかり捉えたの。

宇宙が誕生してまだ間もない、いわゆる宇宙の赤ちゃん時代に、寿命を迎えた星の姿であるブラックホールがあったって…どういうことって感じだよね。
きっと研究者の同じ気持ちだと思うの。

それにしても今まで真っ黒にしか見えなかったのに、すごい!ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡!

太陽の…100万倍?!1億倍?!

ちなみに詳しく調べると、このブラックホールは、重さが太陽の100万倍から1億倍もある超超超!巨大な星だったの。
今回見つかった巨大ブラックホールは、黄色や青白いもの、赤い小さな点のように見えるものなど、様々な種類の銀河の中心に存在してたの。

この新しい発見は、どのように誕生して、どのように成長してきたのか、など、まだわからないことだらけな宇宙の謎を解くための、大切な手がかりになるんだって!
わくわくだね。


☑️ブラックホール
ブラックホールとは、非常に高密度こうみつどで強い重力じゅうりょくを持ち、光さえも脱出だっしゅつできない天体です。太陽の何倍もの質量しつりょうを持つ恒星こうせいが寿命を迎えて超新星爆発(大質量の星(太陽の8倍以上)が寿命を迎えた際に起こす爆発のこと)を起こしたあと、中心部分が重力で急激きゅうげき収縮しゅうしゅくして形成けいせいされます。

ブラックホールは周囲の物質やガスを強い力で引き寄せ、飲み込みながら成長します。銀河の中心には、太陽の数百万〜数十億倍もの質量を持つ「超大質量ブラックホール」が存在すると考えられています。

ブラックホールそのものは光を出さないため直接観測できませんが、周囲のガスがブラックホールに落ちこむ際に高温になり、X線などの強い電磁波を放つことで、その存在を確認できます。
今回ニュースになった巨大ブラックホールは、銀河の中心にあって、重さは太陽の100万倍から1億倍もあります。これらは、周りのガスを飲み込むときに明るく輝く様子が観測かんそくされます。


☑️ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は、2022年に本格的な運用を開始した、人類の新しい「目」のようなものです。これは、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機こうけいきであり、地球からとても遠い宇宙(150万キロメートル)にあります。
この望遠鏡は、主に赤外線せきがいせんという目に見えない光を使って、宇宙が生まれて間もない頃の様子や、遠い宇宙にある天体を観察かんさつします。これまでの望遠鏡と比べて10倍から1000倍も感度がとても高いため、今回のような120億年以上も昔の巨大ブラックホールの存在をしめす特徴的な光を捉えることに成功せいこうしました。

ています。全国12か所の施設で、さまざまな科学技術ぎじゅつの研究をしています。


●参照元:
【プレスリリース】ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、遠方宇宙に大量の巨大ブラックホールを発見 東京大学宇宙線研究所

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