意外!天気によって花が動く!そのメカニズムの解明!

みんな、道ばたに咲いている花をじっくり観察かんさつしたことある?
実はあの子たち、私たちが思っている以上に策士さくしなんだよ。

京都大学の研究グループは、アブラナ科の植物 ハクサンハタザオの花が天気に合わせて向きを変える理由その仕組みをつくる遺伝子いでんしまで解き明かしたの。
実は、これまで、天気によって花の向きが変わる「意味」も「メカニズム」もよく分かっていなかったんだって。

研究チームは野外での調査に加えて、花のすぐ下にある花柄(かへい)を2か所に分けて遺伝子の働きを詳しく調べたらしいよ。さっそく紹介するね。

晴れの日は「映え」重視、雨の日は「ガチガード」?

ハクサンハタザオは、天気がいい日にはお花が太陽を見るように上を向くんだよ。
逆に、雨が降ってくると……なんと、くるんって下を向いちゃう!

「え、なんでそんな面倒なことするの?」って思うでしょ?
実はこれ、ちゃんと理由があるんだ。

🌞晴れの日(上向き): 虫たちに見つけてもらって、花粉を運んでもらうために上を向く習性があるよ。実際に、上を向いている花の方が種子しゅし(タネ)がたくさんできたんだって。

☔雨の日(下向き): 大事な花粉が雨に濡れて死んじゃうのを防ぐために下を向くよ!雨に当たると花粉ってすぐにダメになっちゃうから、傘をさすみたいに自分を守ってるんだね。

でも、植物に筋肉なんてないじゃん。
どうやって動かしてるの?

…って疑問に思ったあなたは、もう科学者の素質アリ!

そのヒミツは、茎と花をつなぐ「花柄」っていう部分にあるみたい。研究チームが花柄の上下の遺伝子を調べた結果、驚きのメカニズムがわかったの!

🌞太陽の光(青色光)をキャッチ!:晴れた日の太陽の光の中には、とくに青い光が多く見えるんだけど、その青い光が当たると、花柄の下側で成長ホルモンの設計図の遺伝子が読み込まれ、成長ホルモンが出て細胞がグーンと伸びて、お花を押し上げるの。

🌀重力を感じる!:雨が降って光が弱くなると、今度は重力を感じて、花柄の上側の細胞が伸びる。それで、お花が下を向くんだって!

これには「オーキシン」っていう植物の成長をうながすホルモンが関係していて、その成分が通ると、細胞を部分的にニョキって伸びるよ。
だから通る場所をコントロールして花の向きをグイって動かしてるんだよ。
自分の中にセンサーとスイッチを持ってるみたいだよね!

野生のパワーって、実はロジカル!

これまで、野生の植物が「なんで」動くのか(生態学せいたいがく)と、「どうやって」動くのか(分子生物学ぶんしせいぶつがく)は、別々に研究されることが多かったんだ。
今回の研究のすごいところは、その両方を一気に解き明かしたこと!
みんなも雨の日に外を歩くときは、お花たちが「今、ガード中かな?」ってチェックしてみてね!


☑️オーキシン
オーキシンは、植物の成長をコントロールする「植物ホルモン」です。
この物質ぶっしつは、植物の細胞を長く伸ばす働きがあり、これによって植物全体が成長します。ハクサンハタザオの花が、天気に合わせて上や下に向きを変えるときも、オーキシンが花の下の茎の伸び方を調節ちょうせつしています。


●参照元:
天候に応じて花が向きを変える意義とメカニズムを解明 京都大学

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