丈夫すぎてビックリ!阿寒湖デカマリモ、光のダメージをねじ伏せ

今日はかわいい、マリモの話題よ!

マリモって知ってる?
これ植物なんだよ。丸くてかわいいよね!
マリモはあっちこっちの湖にいるんだけど、岩にくっついてたりが普通なの。
それらが集まって小さく丸くなるのも珍しいんだけど…。

なんと!北海道にある阿寒湖では、30㎝を超える巨大な球体のものがゴロゴロあるのよ!
デカマリモ!ってここでは呼ぶわ!

キセキ的な条件がそろう湖が、巨大な球体のマリモを作るのね~!!

大きな球体になるには、
 1)風と波の回転があること!
 2)マリモが成長できる栄養素えいようそ(ミネラル)が豊富ほうふなこと!
 3)光がほどよくそそぐことで、球体全体で成長できること!

阿寒湖では、浅瀬あさせで光がまんべんなくとどく、という地形ちけいもあって、もうキセキ!!!
阿寒湖って世界的に見ても、1、2か所しかない貴重きちょうな場所なんだってーびっくりよね。
だから30㎝以上の巨大なマリモが育つんだね!あたしも一度は行ってみたいな。

寒すぎるとマリモは・・・あたしたちと同じね、体調悪くなる~痛てて

阿寒湖では、冬になると湖面こめんが厚い氷と雪におおわれるの!
さすが北海道ね。
マリモは生きてるの?と思うけど、なんとか大丈夫!

マリモは、冬は寒すぎて光合成こうごうせい機能が弱くなるから、強い光は受けたくないんだけど、自然はうまくできていて。氷が強い太陽光を防いでくれてるんだって。

でも、氷ができる直前や氷が解けた直後の、季節の変わり目がやばーーい!!

水温が低い(1~4℃)のに、湖面に氷が張っていないと、湖底のマリモにまで強い光が届いちゃう!!
光をいっぱい受けると、マリモの光合成の機能が働かずに、光合成システムが壊れちゃうんだって!(専門用語でいうと、光阻害ひかりそがいっていうよ)

ただ、光が強すぎたときに、どの程度マリモが深刻しんこく被害ひがいを受けるのかは、わかっていなかったんだって。

今回のわかったこと 頑張るデカマリモ

今回、アストロバイオロジーセンター、神奈川大学大学院かながわだいがくだいがくいん東京科学大学とうきょうかがくだいがく釧路くしろ市教育委員会マリモ研究室の研究チームが、どれくらい被害を受けるのか調べたよ。

ダメージを受けたマリモの元気度を示す指標しひょう(Fv/Fm)を調べると、健康な状態では約0.6ある数値すうちが、約0.27にまで低下ていかしてたんだって。半分!

でも、マリモには高い回復力かいふくりょくがあることがわかったの。
ダメージを受けてから20~30日ほどち、水温が上昇じょうしょうする頃には、光合成の力が回復し、元気な状態(約0.55)まで戻ることが確認かくにんされたよ。
マリモ、丈夫!!がんばったね!

そこから、さらにわかる事は

いま、地球温暖化ちきゅうおんだんかが進んでるじゃない?
地球温暖化で氷が早く溶けると、マリモが冷たい水の中で強い光にさらされる期間が長くなり、ダメージを受ける期間が長くなるかもなんだって。
地球温暖化は良いことないわね~。

今回の光の技術

☑️マリモ

マリモは、池や湖などの淡水たんすいに住む緑色のの仲間です。
マリモの本当の体は細い糸のような形(じょうたい)をしていますが、風や波の力で湖の底をコロコロ転がることで、この糸が集まり丸いボールの形になります。
北海道にある阿寒湖のマリモは、ちょっけい30cmにもなる大きな球状きゅうじょうに育つため、特別天然とくべつてんねん念物ねんぶつとして大切に守られています。水中で光合成をして成長します。


☑️地球温暖化

地球温暖化は、私たちが電気や車などでせき石炭せきたんを使うときに、さんたん温室効おんしつこうガス)が大量に出すぎて、地球の熱が宇宙に逃げられなくなるげんしょうです。
このガスが増えると、地球の温度がどんどん上がり、台風や大雨などの激しいじょうしょうが増えたり、海面かいめんが上がって低い土地が沈んだりする影響が出ます。このため、世界中の国々が協力し、二酸化炭素を減らすために取り組んでいます。


●参照元:
氷の下で眠るマリモ:春の光がもたらす危機と回復 自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター

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