ロケットって、打ち上げるのにめちゃくちゃお金がかかるよね。
その原因のひとつは、燃料が重すぎること!
だったら、ロケットに燃料を積まないで飛ばせばいいんじゃない?
…という事で。
今日は、東北大学や大阪公立大学などのチームが発表した、まるでSF映画みたいな「レーザー推進ロケット」の最新研究を紹介するよ!

レーザー推進ってどう動くの?
今回紹介する「レーザー推進」は、地上からロケットのお尻に向かって強力なレーザービームをえいっ!って当てるだけ!仕組みはこんな感じ。
🚀 地上からロケットにレーザーを撃つ!
🚀 ロケットについている鏡で、光を一点にギュッと集める!
🚀 光が集まったところの空気が一瞬で「プラズマ」っていう電気を帯びた特殊な超高温の状態になる。
🚀 プラズマがドンッと膨らむと衝撃波が発生! その力でロケットをドーン!と押し上げる!
この方法だと、燃料をたくさん積まなくていいから、ロケットを軽くできて、打ち上げ費用が今の4分の1以下になるかもと言われているよ。
宇宙旅行がグッと身近になるね!
でも大問題がひとつ…

レーザー推進って、細いビームの上でロケットをバランスよく飛ばす必要があって…。
例えるなら、指の上でホウキを立ててキープするくらい難しいことなの!
そのまま放っておくと、すぐにビームから外れて落っこちちゃう。
そこで研究チームは、2つのすごい作戦を考えたの。
🛠 作戦① ロケット側の工夫:勝手に真ん中に戻る「不思議なカタチ」
ロケットの形を、もしビームの中心からズレても、衝撃波の力の偏りで自動的に真ん中へ戻るように設計したんだって。
その結果……見た目がUFOみたいな形になっちゃったみたい(笑)
研究チームはこれを「複数放物面レーザー推進機」と呼んでいるよ。
実験では、1ショットあたり約5Jのレーザーを50Hz(点滅)で出して重さ2g、長さ15mmの小さなロケットを最大110mmの高さまで浮かせることに成功!
🛠 作戦② レーザー側の工夫:最速ロケットをどこまで追いかける!
カメラでロケットの動きをリアルタイムで読み取り、鏡を高速で動かしてレーザーを当て続ける「レーザートラッキングシステム」を開発したんだ。これを元に、さらに実験を進める予定だよ。
今回の実験では、ロケットは0.26秒という短い時間のフライトだったけど、これは大きな一歩!これからもっと改良して、最終的には、高度100km以上の宇宙空間までレーザー推進で行けたらいいね。
ロケットだけじゃなく、飛行機にも使えるかも。
プロペラもエンジンもないのに、地上からのビームだけで飛ぶ飛行機……そんな未来、ワクワクするよね。

●参照元:
・燃料不要ロケットの打ち上げ実証に成功 ─ レーザーで推進エネルギーを継続的に供給 ─ 東北大学

