2026年ノーベル賞 文学賞は、カナダの詩人アン・カーソン氏に授与されました。
というわけで、今回は「2026年ノーベル賞・番外編」として、
科学と詩って、実はそれなりに繋がり、関わりがあるんだよ!
というお話です。
わー、無理やりすぎるやろー!って声が聞こえるー🤣
詩は文学。
だから、詩人も文系の人っていうイメージがあるかもしれません。
でも!実は!超・理系な人も、たくさんいるんです。

理系の詩人は、意外と多い!日本人初の受賞者も!
湯川 秀樹
日本人で初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹氏は短歌を好み、京都大学を定年退官した記念に『深山木』という歌集を編みました。また、『詩と科学』という本も出版しています。
宮沢 賢治
詩『春と修羅』や『雨ニモマケズ』、童話『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』で有名な宮沢賢治も、農学校の教員や砕石工場の技師として働きながら創作活動を続けていました。
作品にも農民としての苦闘や祈りが綴られていたり、自然との共存が描かれています。
森 鷗外
森鴎外は医師として医学・文学両方の分野で活躍しました。小説、戯曲、詩など、さまざまなジャンルの作品を数多く生み出しています。
ゲーテ(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
自然科学者や法律家としての顔を持ちながら、文学者として詩集や小説を残しています。
このほか、現代でも小説や詩を書く医師や科学者は多くいます。
また、音楽の歌詞を書く人の中では、B’zのボーカル稲葉さん(数学教員免許所持)や、GRe4N BOYZ(メンバー全員が歯科医)などはとても有名ですね。
観察と分析
詩とは、風景や事象、あるいは自分の内側に生まれた感覚を観察し、さまざまな言葉によって整理しながら表現する文学です。
見たこと・感じたことをただ並べるのではなく、どこに焦点を置くか、どの言葉を選ぶかを考え、積み重ねていくことで、ひとつの形にしていく。
その「観察」と「選択」のプロセスには、科学の研究にも通じるところがあるのかもしれません。
過去と今を繋ぐ ― 授賞理由 ―
2026年ノーベル賞 文学賞を受賞したアン・カーソン氏は、古代ギリシャの文学を研究し、大学で教え、古典作品を現代語に訳す仕事をしてきた詩人です。
今回の受賞理由は
古典の伝統と遊び心ある対話の中で、大胆かつ独創的な作品群により、現代文学のための新たな形式を生み出したことに対して
この授賞理由のとおり、カーソン氏は、大学で長年研究してきたギリシャの古典文学や神話と、今を生きる人々の感覚を重ね合わせるような、独自の表現スタイルを育ててきました。
その新しい読み解き方や語り方が高く評価され、国内外で多くの人に支持されています。
✔ 代表作:「赤の自伝」「かみあわないノーマ」など
