NTTとOptQCがめざす、100万量子ビットの光量子コンピューター

みんな、こんにちは!
今日は、ちょっとワクワクする未来のコンピューターのお話だよ。

2026年8月、NTTと東京大学のベンチャー企業OptQC(オプトキューシー)という会社が協力して、「光量子コンピューター」の実用化を進めることを発表しました。
目標は、なんと「100万量子ビット」!

……と言われても、すごいことはわかるけど、何がすごいのかはよく解らない!!!
それじゃあ、いつものように解説するね!

量子コンピューターって何?

私たちが使っているスマートフォンやパソコンは、電気で動いてるでしょ?
電気を流す、は「1」、流さない、は「0」とみなしていて、情報を「0」か「1」で表して計算しているんだ。

例えば…「0000」「0001」など、数字だけを使って、複雑な計算ができるようにしているのね。
この1桁ずつのことを、「ビット」といって、今の例だと「0001」は4ビット(桁)っていいます。
一般的なコンピューターはこんな風に計算をしているよ。
桁数が多ければ、いろんな計算ができると思ってね。

今回の話題「量子コンピューター」は、量子という不思議な現象を利用したコンピューターのこと。
今まさに世界中で研究されているよ。

量子コンピューターは桁のことをビットとは呼ばず、「量子ビット」っていうの。
さらに、量子ビットの作り方は、光とか半導体形式とかいくつかの方式があるよ。

最大の課題は「計算ミス」

量子ビットは、とてもデリケート。
周囲からわずかなノイズを受けただけで、計算が間違えてしまう、まだ発展途上なんだ。
完成したら、今のコンピューターよりとんでもなく計算早くなるんだけどね。
なので、計算を間違えないように、複数の量子ビットがチームになって、それぞれで間違いをチェックするのね。
今回は100万個の計算できる枠を開発して、計算を間違えないように動くかな?っていうニュース。

色の違う光を、同じ道に走らせる工夫点

NTTとOptQCは、量子ビットを増やすために「波長多重」という技術も使っています。

光には、赤、青、緑など、波長の違いがあります。
波長多重は、色の違う光にそれぞれ別の情報を持たせ、同じ光の通り道にまとめて流す技術。
一本の道路に、一台ずつ車を走らせるのではなく、種類の違う車を上手に整理して、たくさん同時に走らせるイメージだよ。

もともとは光通信で活躍してきた技術なんだけど、それを量子コンピューターの大規模化にできるか、チャレンジしている真っ最中!
OptQCはすでに、産業技術総合研究所の施設で、国産の光量子コンピューター1号機「MoQuren(モクレン)」を動かし始めているよ。
計画は、2030年度まで予定。うまく行くといいな。

・2027年度まで:100万量子ビット級の装置に必要な設計を進め、実用的な1万量子ビット級の光量子コンピューターをめざす
・2030年度まで:計算ミスを直せる、100万量子ビット級の光量子コンピューターをめざす

「光を使って計算する」という新しいコンピューターが、少しずつ実用化へ近づいているのは確か。
みなさんが大人になるころ、今は何日も何年もかかっている計算を、光量子コンピューターが解いているかもね。


●参照元:
・光量子コンピュータの実用化に向け、NTTと新たに資本業務提携契約を締結しました OptQC株式会社

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