10月はノーベル賞の季節
ノーベル賞って知ってる?世界で最も権威のあると言われてる賞なの。
賞の種類は6つあって
- 物理学賞
- 化学賞
- 生理学・医学賞
- 文学賞
- 平和賞
- 経済学賞 ★経済学賞は1968年に追加で創設された賞だよ
誰に賞をあげるかは、それぞれの賞で、違う組織が決めてるんだよ。
賞金も約1億5000万円(1,200万スウェーデンクローナ)もらえるの。
えーあたしなら、何買おう~!ケーキ食べまくる!
でもまあ…この賞は、お金より名誉の意味合いが強い賞なんだ。


どうやって決めているの?
約1年前から候補者の推薦や、かなり大変な審査、投票が超極秘に!はじまるよ。
しかも既に亡くなられているかたは選ばれません。
そして、受賞から50年間はその他の候補者やどのように決められたのか(選考の過程)などは非公開とされていたり…秘密が多い賞だね。
科学系の賞は3つ!
ノーベル賞には、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の、3つの科学系の賞があるよ。
科学系の賞の場合は、世の中を変えたすごい研究をした研究者に授けられます。
抗生物質(インスリン)の発見、X線、IPS細胞、LED…などがわかりやすい例だね。
2026年のノーベル賞ウィークは、10月5日(月)から10月12日(月)。
その中でも科学系の発表日はこんな感じ。
- 生理学・医学賞:10月5日
- 物理学賞:10月6日
- 化学賞:10月7日
ノーベルが発明した「ダイナマイト」
19世紀、アルフレッド・ベルンハルド・ノーベルという科学者がいたんだ。
ノーベルは1896年は亡くなったあと、1901年からノーベル賞は始まったよ。
ノーベルは「ダイナマイト」という、爆薬を開発した人。
トンネルを掘ったり、建設現場、土木工事などで使うニトログリセリンという液体爆薬があったんだけど、これは運ぶだけで爆発するとんでもない危険な爆発しやすいもので、多くの作業員が亡くなっていたの。
これを安全に運べるように研究をしたのがノーベル。
犠牲になる人を減らしたいとの思いで、研究、開発を進めていたんだけど、その最中にも事故が何度もおきて、ノーベルの弟も爆発事故で亡くなったり…。
犠牲者が出ながらも諦めずに研究していたある日。
偶然、ニトログリセリンがこぼれたとき、容器のすき間に入れてた土(珪藻土)が、それを吸収して爆発しなかったの。
それをヒントに爆発させたい時にしか爆発しない「ダイナマイト」を完成させたんだ。
大勢の作業員を救った…はずなのに

工事現場での事故を減らせて、大勢の人を救った「ダイナマイト」。
完成した1866年以降、たくさん売れて、更に開発が進み、生活も便利に。
だけど…爆発するので・・戦争にも使われてしまいます。
ダイナマイトで勝ち負けも決まってしまう。
工事用としても、武器としても世界中の工場で作られていきます。
こうしてノーベルは、さらに巨額の富を得る事になります。
時が進み、1888年。ノーベルの兄が死去。
当時の新聞記者は、ノーベル自身が死んだと勘違いして、ニュースにしてしまったの。
その新聞の見出しに書かれた言葉は「死の商人、死す」。
ノーベルはとてもショックを受けます。
※新聞記事の真偽に関しては所説あります。
扱いやすく効果の高い爆薬が普及したことにより「死の商人」のイメージが世間的に広まっていました。
え…みんな、そんな風に思われていたの??
生活を喜ばれるものとして作ったのに…。
確かに、武器として使われるだろうな…とは思ってたけど…。
でも、それも戦争の抑止力になるかなって思ってたのに…。
自分の発明が、結果的に多くの命を奪うことになった事実に、深く心を痛めました。

ノーベルの遺言状
その後、ノーベルは「自分の財産を基金にし、その利子を毎年、人類に最も貢献した人々に賞として分配してほしい」という遺言を作りました。
これが現在のノーベル賞の始まりになります。
今年は、日本人研究者が選ばれるのかな?
日本人が選ばれると、ニュースでいっぱい取り上げられるよね。
でも、日本人じゃなくても注目してほしいな。
ノーベル賞は、ただの「すごい人の賞」じゃなくて、ノーベルが残した“平和への願い”そのもの。
今年の発表も、どんな発見が世界を変えていくのか、見てみよう!

