南極観測70周年を記念した特別展「大南極展」が東京の日本科学未来館で始まりました。この展示では、本物の南極の氷や隕石にさわることができます。
また、強い風が吹いて雪が一気に舞い上がって、まわりがほとんど見えなくなる「ブリザード」の体験コーナーもあり、南極の自然や研究のすごさを楽しく学べます。スノーモービルに実際にまたがって、記念撮影ができるフォトスポットも!
南極は、気候変動の影響をとくに強く受ける地域とされています。
日本では1956年、第1次南極地域観測隊を乗せた観測船「宗谷」が東京の晴海埠頭を出港し、本格的な南極観測が始まりました。
南極の気候変化や氷の歴史、生息する動物たちの変化を調べることは、私たちが暮らす地球の未来を読み解く手がかりとなります。

気候変動とは?
人間の活動によって地表付近の平均気温が上昇する地球温暖化を背景に、地球全体の気候が大きく変化する現象のことです。その結果として、異常気象の増加や海面上昇、生態系の変化など、さまざまな影響が世界各地で起きています。
どうして南極で調査するの?

大南極展がオープンする前日、6月30日に行われた記者会見では、実際に南極地域観測隊として南極に滞在していた橋田元さん、熊谷宏靖さんが現地での調査や生活について語りました。
ところで、どうして南極で調査をするのでしょうか?
その理由は「南極にしか無いデータがある」からです。
南極では今、氷を深く掘って「古い氷」を取り出す調査が行われています。これは、昔の地球の気候がどのようだったのかを調べるためです。
そして、この調査に適している古い氷は、今、南極にしか存在しないそうです。
このような、南極でしか得られないデータを求めて、南極地域観測隊は現地に滞在し、採取して地球の未来に関する研究を進めます。
そんな厳しい南極生活の中で橋田さんが一番の楽しみだったというのが日々の食事です。
今回、館内の「昭和基地エリア」では、隊員が基地で食べていた料理の模型が、展示されています。
また、実際に隊員の皆さんが着用していた防寒具や、日々を楽しく快適に過ごすための私物なども展示されています。ぜひ会場でご覧ください!

調査以外にも南極での仕事はたくさんある

観測隊の中には、研究者以外にも様々な職業の人が所属しています。
毎日の食生活を支える調理師、健康管理のための医師などの医療スタッフ。基地の建物を管理する人やインターネットや電気周りを整備する技術者など、さまざまな形で観測隊に参加している人がいます。自分の得意分野で、観測隊に参加するチャンスがあるかも?!
特別展「大南極展」
- 会期:2026年7月1日(水)~9月27日(日)
休館日:7月7日(火)、7月14日(火)、9月1日(火)、9月8日(火)、9月15日(火)) - 会場:日本科学未来館1階企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)
- 開館時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
- 入場料(税込):
大人(19歳以上)2,000円/前売:1,800円
18歳以下(小学生以上)1,300円/前売:1,100円
未就学児(3歳以上)900円/前売:700円)※2歳以下は無料。 - 公式サイト:https://dainankyokuten.jp/


すみっコぐらしを探せ!
大南極展の公式応援キャラクターとしてすみっコぐらしの就任が決定!
会場の中には南極観測隊の防寒具を着たすみっコたちがあちこちに隠れているよ!
そのほか、オリジナルグッズも販売中です。
会場内で凍えているすみっコたちをさがしてみよう!
