
ねえねえ、ちょっとこれ見て!
これは、東京大学の研究チームが作った、大きさたった1cmの「アゲハ蝶の形をした機械」だよ。
名づけて、アゲハ・プティ(Ageha Petit)。
アゲハ・プティは、2025年6月、イーロン・マスク氏で有名なSpaceXのロケット「Falcon 9」に乗って宇宙へ打ち上げられたの。
これは「宇宙をアートギャラリーにしよう」っていう、ヨーロッパの素敵なプロジェクトのひとつでもあるの。綺麗だったんだろうね。
最新技術が詰まったアゲハ蝶が宇宙を舞う
「アゲハ・プティ」は、大きさ1cm、重さはたったの0.1g。
アゲハ蝶のような折りたたみ式の羽根は、今回、ハサミムシの羽の折りたたみ構造を応用したんだって(アゲハ蝶じゃないんだ…)。
その折りたたみ式ソーラーパネルや居住モジュール、建設系の技術を駆使して薄型太陽電池(ペロブスカイト)を広げる技術が組みこまれたの!
さらに世界最小クラスの青色LEDがピカッと光って綺麗。
このプロジェクトは、実は「宇宙で人が生活するために使う技術」のテストだったんだ。
未来の月面ベースキャンプ(月面基地)を作るとき、宇宙の厳しい環境で壊れないか、地球に帰ってきた後にちゃんと羽根が動くか、LEDが光るか…などの耐久性を細かく調べてるんだって。アゲハ・プティは、耐えられているかな?
2026年6月時点では、この結果はまだ発表されてなくてまだわからないんだ。結果が楽しみだね。

宇宙で“暮らす”ための技術
この研究は、「スターダストプログラム*」という日本のプロジェクトのひとつ。
名前かっこいいでしょ?!!!
*国土交通省および文部科学省の委託事業「月面等での建設活動に資する無人建設革新技術開発推進プロジェクト」(STARDUST PROGRAM)
月面をで建物を建設するための全体シミュレーションをして、実際何が必要なのか、月面居住の準備段階から初期開発まで本当に実現できるのか、などを調べたり。
地球から月への建設ロボット遠隔操作するには数秒の「通信遅延」が発生しちゃうんだけど、これを解決するため、大まかな指示を出すだけで自ら考えて動くAIシステムの開発したり。
地球から重いコンクリートは持っていけないから、月の砂(レゴリス)をレーザーで焼いて建材を月で作る技術が研究されてたり。
「月の砂で月の建物をつくる」
なんだかゲームのマインクラフトみたいじゃない?
まだ研究段階だけど、
🌙 AIロボットが働いて
🌙 月の砂から建物がつくられて
🌙 人が月で暮らす
そんな未来が本当に来るかもしれないと思うと、めちゃくちゃワクワクしない?
私だったら、月面カフェができたら絶対行ってみたいな~!

今回の光の技術
☑️青色LED
青色LEDは、電気を使って青い光を出す小さなライトです。LEDとは「発光ダイオード」といって、電気が流れると光るしくみになっています。
昔は赤や緑のLEDしかありませんでしたが、青色が作られたことで白い光も作れるようになり、テレビやスマートフォン、信号機などに使われるようになりました。青色LEDはとても明るく、長持ちして、電気も少ししか使わないので、地球にやさしいライトです。
この発明で3人の日本人研究者がノーベル賞を受賞しました。
●参照元:
・アゲハ蝶型極小機「Ageha Petit」宇宙へ ―月面ベースキャンプの構築へのさらなる一歩― 東京大学大学院新領域創成科学研究科
